16花時計

 啓蟄やかたりと進む花時計(男声女声)  常朝  (演奏時間1:50)

注:2010年3月京都精華町のけいはんな花空間(現在:京都府大精華キャンパス)を訪ねました。入り口に大きな花時計があって、見ていると一分毎にカタリと音を立てて針が動きます。土中の虫が動き出すという啓蟄のころ、一分毎に春が近づくような気がしましたた。(原曲:orpheus作曲)

 楽しげな大日供会に交じりたし(男声女声)     常朝  (演奏時間2:00)
  
注:1992年3月22日御所市・巨勢寺跡を訪ねました。線路に挟まれた跡には大日堂があり、そこでは10人位の地元の主婦達が、大日供会を楽しそうにしていました。我々は旅人なので、座に入るのは遠慮しました。できれば地元の祭などの話を聞きたかったです。(原曲:あんた方何処さ)

 菜の花の金色浄土に遊びたし(女声男声)      常朝  (演奏時間1:50)

注:2015年3月22日奈良・生駒市の高船口から京田辺の高船まで歩く途中羊小屋から羊の声がして、そばの菜の花畑は満開で白い蝶も飛び、ぎっしり詰まった花の空間は浄土のようでした。(原曲手毬唄:四方の景色)

 顔を寄す顔の高さの梅の花(女声男声)    常朝  (演奏時間1:44)

注:2007年2月奈良市西南の砂茶屋から追分梅林を訪ね、売店で缶酒を買い、飲みながら梅林を歩きました。梅の花は高さがそれぞれですが、少し酔っぱらいながら顔の高さの花に顔を寄せました。(原曲:orpheus作曲)

 針掛かり見事に逃げし青葉鱒(男声女声)   常朝  (演奏時間1:45)

注:1986年夏、親戚の蓼科別荘から家族で釣りに行きました。たしかにマスが針に掛かったのですが、見事に逃げられました。結局この日は父子3人で5匹しか釣れませんでした。(原曲:orpheus作曲)